● いつもありがとうございます、あさてつです。
私たちは別れ際「じゃあまたね」って言って別れるじゃないですか、もしくは「バイバイ」とか。
このような表現を英語で表すとき、私たちは
See you again.
って教わったと思うんです。
だってagainって日本人の私たちからすれば「再び」というニュアンスがあるから、特に何の疑問も持たずにこのSee you again.をGood-bye.と同じ感覚で使っていると思うんです。
ところがこれ、とんでもない間違いなんですよ!
私たちは英語に関してはネイティブではありませんから、中学のころに習った英語表現を、何の疑問も持たずに吸収していますよね?
ところが実際には「こんな表現、ネイティブでは使わない」という表現もちらほら見うけられるんですよ。
今回のSee you again.もそう、「じゃあまた!」の表現にこのフレーズは使わないのですが、これを使わない日本人って皆無に近いですよね。
では「じゃあまたね」は英語でどのように表現するのでしょう?またSee you again.は一体どういう意味なのでしょうか?
本日はこの点についてじっくり構えてみたいと思います!
目次
See you again.は【永遠の】別れ
See you again.は「またね」のニュアンスで学校で教わるものですから、これを連発する日本人も多くいらっしゃいますが、実際は「またね」という意味ではありません。
See you again.の意味は「【永遠の】別れ」、つまりもう2度と会えない時に使うんです!
See you again.はその人としばらく会えそうにないときに使う表現なんですね。「ここでお別れすると、この先何年も会えなくなるだろうし、ひょっとしたら2度と会えなくなるかもしれないけど、いつかまたお会いしたいものです。」というニュアンスがこのSee you again.なのです。
つまり、このagainは結構「重い」んですよね。
このようなニュアンスの表現を学校の友達なんかに使ったら大変。「え?どっかいっちゃうの?」とか「転校しちゃうの?」といったニュアンスを相手に与えてしまいます。
どちらかといえば「お達者で~」でしょうか。したがって「明日、またね」といったニュアンスとは全く違くのがこのSee you again.なのでした。
では、「あとで会う」場合の表現は?
では「また明日」とか「じゃね~」「またね」というような友達同士の【軽い】表現はどうやって表せばよいのでしょうか。
実は簡単なんです。
会うのは数時間後でも、明日でも一週間後でも、【確実に再会するのが決まっている】場合はSee you later.がベストです。
その他にも具体的に「いつ会うかハッキリしている場合」は以下のように使うのが良いでしょう。
【数日後に会う場合】
See you soon!
「じゃあまたね!」
【明日会う場合】
See you tomorrow!
「また明日!」
【3週間後の場合】
See you in three weeks!
「じゃあ3週間後にね!」
要するにagainは【会えるかどうかわからない・しばらく会わない】場合のときに使うんです。
See you again!
「しばらく会えませんがお元気で!」
明日会う友達にこれを使ってはダメですよね(笑)
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。このように私たちが「間違いない」と思って連発している表現でも、ネイティブから見たら「アウト」な表現というのが結構あります。
しっかりと表現を身につけようじゃありませんか。
また会いましょう!
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