● いつもありがとうございます。あさてつです。
みなさんって人から何か質問されたとき、その内容の答えを知らない場合どうやって答えますか?
そりゃもちろん「分かりません」ですよね。
英語表現では?
そりゃI don’t know.に決まってんでしょうが!という声が聞こえてきそうです。愚問でしたね。
というわけで、はいこの話はこれでおしまい!と、とっととボツネタとしてゴミ箱投入かと思ったのですが、よくよく調べてみるととんでもないことが分かってしまいました。
なんと英語圏に住む人たちは「分かりません」の表現にI don’t knowを使わないらしいのです!
は???
そんなばかな…だって私は中学で中○先生にI don’t knowって教わったよ…?
じゃぁ英語ではなんて言うんだよ!そもそもI don’t knowってどういう意味なのよ!と思わずブチ切れてしまいましたので徹底的に調べてみることにしました。
そしたらね、結構面白いことが分かったんです。ぜひ豆ネタとして押さえていただければ幸いです!
目次
I don’t knowは冷たい?
我々が愛してやまない(?)「分かりません」の英語表現I don’t knowですが、実はこの表現、かなり「人間っぽくない」表現らしいです。
つまり温かみがないんですよ。
I don’t knowと返事をすると、日本語表現で言う「知るかよ」「そんなこと知るか」といった、かなり素っ気なくぞんざいな感じになるのだそうです。
ということはこれ、初対面の人に使うのはかなりヤバいんじゃないの?
例えばこんなやり取りはかなり冷たい対応なんじゃないかしら。
例 道が分からなくて困っている外国人に
A: Excuse me, could you tell me how to get to Narita?
「すみません。どうやって成田に行くか教えてくれませんか?」
B: I don’t know.
「知らね」
知らね
知らね
知らね
あぁ~これマズイわ。絶対一回くらいやったことあるんじゃないですか?確かに冷たく感じますよね。
このI don’t know.初対面の人・または目上の人には【絶対】使っちゃダメですね。あまりにも冷たすぎる。「お前なに?」って思われることは間違いありません。
では「すみません分からないんです」という他の言い方はないのか?ちょっと調べてみましたよ。
I’m sorry I don’t know
なるほど!日本語と同じように「すみません」のI’m sorryを入れてからI don’t knowを入れるとものすごく柔らかい表現に早変わりするんだそうです。これはいいことを聞いた!
I’m not sure.
「分からない」の表現はこれが定番。これで「よく分からないなぁ」というやんわりとした表現になります。
例
A: Do you know what time the meeting starts?
「何時から会議が始まるか知っていますか?」
B: I’m not sure.
「ちょっとわからないです」
I have no idea.
こちらの表現もok。ただし相手が「社内の人間の場合に限る」のがいいでしょう。若干カジュアルな表現としてNo ideaという表現もありますよ!
あとがき
さて、今回はいかがだったでしょうか。私たちが何気なく使っている表現も、とんでもない誤解を与える場合があるいい見本だと思われます。
お互いに正しく英語表現を身につけたいものですね!
また会いましょう。
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