● いつもありがとうございます、あさてつです。
英語表現のなかに「似ている」という表現がありますが、これ英会話で良く間違える表現で有名です。
一言で「似ている」と言っても英語表現にはlikeやalike、resembleなど様々な表現の方法があるんですね。ところが使い方が全部ちがいますので、実はこの表現意外にやっかいだったりします。
そういうわけで今日は「似ている」の英会話表現をしっかりと身につけようと思います。
ぜひ正確な表現方法を身につけてみてください!
目次
likeは前置詞
まずlikeを使った「似ている」なのですが、この時likeの品詞は前置詞なんです。したがって後ろには必ず名詞が必要なんですね。
例文を見てみましょう。
例
She is just like my sister.
「彼女はまるで私の姉妹みたいだ」
この時のポイントなのですが、likeの後ろには必ず名詞が必要です。前置詞は後ろに名詞を置いて初めて一人前。
つまりこのような形になるのが一般的です。
A is like B
「AはBに似ている」
ですからこのように表現してはいけません。
例
× Your bag and my bag are like.
「あなたのカバンと私のカバンは似ています」
見た目(外観全体)が「似ている」場合はlook like
このlikeの表現ですがbe動詞ではなくlook likeを使って「見た目(外観全体)」が似ていると表現することができます。
例
You look just like your mother.
「あなたはお母さんにそっくりね」
be likeとlook likeの違いは「一部」が似ているのか「全体」が似ているのかの違いです。
例
Your voice is just like your brother’s.
「声がお兄さんそっくりね」
alikeは形容詞
alikeは形容詞なので、後ろに名詞を直接くっつけることができません。
よくある間違いが次のように書いてしまうことなんです。
例
「彼女は母親によく似ている」
× She is very much alike her mother.
これ、すごくよく間違える表現です。alikeの箇所がlikeでしたら問題ないのですが、この辺の使い分けはけっこう難しいですよね。
したがってもし先ほどの例文をalikeを使って表現するならば、her motherを前に寄せてしまうと良いでしょう。
例
She and her mother are very much alike.
resembleは他動詞で進行形にできない
最後にresembleも見てみましょう。この単語もなかなか特徴があるんですよね。
まずこの単語は難しい話をすると「他動詞」という種類で後ろに前置詞をつけてはいけません。直接「名詞」をつけるようにしましょう。
◎ This question resembles another one.
「この質問はもうひとつのものと似ている」
× This question resembles to another one.
なぜかこのresembleを使うと後ろにtoの前置詞を置きたくなるのですが、グッとこらえてください(笑)
またこの単語はある例外を除いて「進行形」にすることができません。つまり is(am / are) resemblingの表現がないんです。ここも注意ポイント!
例
× He is resembling his father.
◎ He resembles his father.
あとがき
さて今回はいかだったでしょうか。この「似ている」の表現は単語がいくつもありますが、正確に使いこなすのにはそれなりの知識が必要となります。ぜひ丁寧に身につけてくださいね!
また会いましょう。
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