●いつもありがとうございます、あさてつです。
今回の有名人はおそらく知らない読者はいないのではないかと思われる世界の偉人の名言をご紹介します。
この方です。この写真もあまりにも有名ですね。
アルベルト・アインシュタイン
ドイツ生まれの理論物理学者。
特殊相対性理論および一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アインシュタインの固体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボーズ=アインシュタイン凝縮などを提唱した業績により、世界的に知られている偉人である。
20世紀最大の物理学者でもあり、しかも現代物理学の父とも呼ばれ、今までの物理学の認識を根本から変えた偉業は大きい。特に彼の特殊相対性理論、相対性理論が有名だが、光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によって1921年のノーベル物理学賞を受賞した。(WIKI)
一体この方がもしいなかったら…と思います。本当にすごいお方です。数多くの業績のほか、世界中に広くその存在が認知されており、しばしば「天才の代名詞」としても引き合いに出されますよね。
もちろん、この天才から発せられるお言葉は、どれもこれも考えさせられる深い言葉で埋め尽くされています。
そういうわけで今回はこの天才アインシュタインの言葉を英文で味わってみたいなと思いました。大の親日家として知られていたアインシュタインですが、その言葉も数多く残っています。
ぜひお付き合いいただければと思います。
目次
学問編
If you can’t explain it to a six year old, you don’t understand it yourself.
「6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない」
私は人に何かを教える仕事をさせていただいているのですが、この言葉は非常に印象に残っています。やってみると分かるのですが非常に難しい。
ですが段々と余計なことを極力省いたり、またもっと簡単な表現に置き換えたりと工夫したりしますので、徐々に自分の頭の中にシンプルにものごとが収まっていく感覚がありました。
Information is not knowledge.
「情報は知識にあらず」
It is a miracle that curiosity survives formal education.
「正規の教育を受けて好奇心を失わない子供がいたら、それは奇跡だ」
The only thing that interferes with my learning is my education.
「私の学習を妨げた唯一のものは、私が受けた教育である」
アインシュタインの言葉には、しばしばこのように現状の「教育」を批判するような言葉を残しています。そして学習にとって重要なことは「好奇心」であることもよく説いています。
The more I learn, the more I realize I don’t know. The more I realize I don’t know, the more I want to learn.
「学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる」
Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited. Imagination encircles the world.
「空想は知識より重要である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む」
Reading, after a certain age, diverts the mind too much from its creative pursuits. Any man who reads too much and uses his own brain too little falls into lazy habits of thinking.
「ある年齢を過ぎたら、読書は精神をクリエイティブな探求から遠ざける。本をたくさん読みすぎて、自分自身の脳を使っていない人は、怠惰な思考習慣に陥る」
この辺の言葉は「読書」は重要だと教えられている私たちにとっても考えさせられる内容ですよね。
異性について
アインシュタインは意外かもしれませんが「男女間」についての言葉も残しています。
特に私がお気に入りなのは次の言葉ですね。
Love is a better teacher than duty.
「愛は、義務より良い教師である」
Men marry women with the hope they will never change. Women marry men with the hope they will change. Invariably they are both disappointed.
「男は結婚するとき、女が変わらないことを望む。女は結婚するとき、男が変わることを望む。お互いに失望することは不可避だ」
余談ですが、アインシュタインには「離婚歴」があります。もしかしたらアインシュタイン自身の体験談が含まれているのかもしれませんね。
Gravitation can not be held responsible for people falling in love.
「人が恋に落ちるのは、万有引力のせいではない」
生き方
アインシュタイン「生活」についても数多くの名言を残しています。あまり複雑に考えないように提唱しているのが印象的ですね。
I never think of the future. It comes soon enough.
「私は、先のことなど考えたことがありません。すぐに来てしまうのですから」
Everything should be made as simple as possible, but not simpler.
「ものごとはできるかぎりシンプルにすべきだ。しかし、シンプルすぎてもいけない」
I believe that a simple and unassuming manner of life is best for everyone, best both for the body and the mind.
「シンプルで控えめな生き方が、だれにとっても、体にも、心にも、最善であると信じています」
A perfection of means, and confusion of aims, seems to be our main problem.
「手段の完璧さと、目的の混乱。この2つが、私達の主な問題に見える」
人生・科学
そしてその言葉は人生についてもおよびます。特に「科学」については数多くの名言を生んでいます。
All religions, arts and sciences are branches of the same tree.
「すべての宗教、芸術、科学は、同じ一つの木の枝である」
Science is a wonderful thing if one does not have to earn one’s living at it.
「科学はすばらしいものだ。もし生活の糧をそこから得る必要がないのなら」
We cannot despair of humanity, since we ourselves are human beings.
「人間性について絶望してはいけません。なぜなら、私たちは人間なのですから」
Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important thing is not to stop questioning.
「過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである」
あとがき
今回はいかがだったでしょうか。アインシュタインは日本の「お辞儀」という文化にもいたく感動していたらしく、当時アメリカに滞在中の湯川秀樹のもとを訪ね、「原爆で何の罪もない日本人を傷つけてしまった。こんな私を許してください」と激しく泣き出し、深々とお辞儀を繰り返したという逸話があるそうです。
また、アインシュタインは「第三次世界大戦」がもし起こったら世界はどんな兵器を使うと思いますか?とインタビューを受けた際、「第三次世界大戦についてはわかりませんが、第四次大戦ならわかります。石と棍棒でしょう。」と答えたというエピソードがあるそうです。
アインシュタインは戦争のない世界を求めていました。そして科学を平和利用することを切望してこの世を去ったと言われています。
戦争のない世の中に。
また会いましょう。
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