● いつもありがとうございます、あさてつです。
最近なのですが、このブログでこれからの英語学習は「英字新聞」と「英語雑誌」を使ってやるのがベスト!と散々吠えていたのを覚えていますでしょうか?まず覚えてないでしょうが(笑)
参考までにこちらの記事になります
この記事の中で私は何点かおススメ英字新聞・英字雑誌をレベル別にご紹介している訳なのですが、おかげさまでけっこう参考にしていただいているようで、記事内で紹介したサイトから何十冊のレベルで売り上げが発生しています、本当にありがとうございます。
やはり書店で購入するよりも断然安いですから、もしこれから英字雑誌・新聞で英語学習をするぜ!という方がいらっしゃいましたら、以下のサイトから定期購読した方がおそらく何十倍もお得ですので、おススメします。
雑誌定期購読ならこちらへ
で、今回のテーマはそんなことじゃないんです。
上の記事を書いてから約5か月が経過している訳なのですが、そうするとそれなりにどの英字新聞・英字雑誌が人気があるのか統計的に分かってくるんですよね。もちろん私の記事の質で販売数が変わるというのもありますが。
ですが思った以上に偏りが大きすぎるなと思ったんです。それが今回ご紹介する「Newsweek英語版」。もう、圧倒的大差をつけて堂々の販売数1位でした。なぜそんなにこの雑誌が支持されるのかしら?非常に興味を持ってしまった私は、ついに定期購読をしてしまいました。そして日々の英語学習に組み入れたわけですが、なるほど、この雑誌ハンパなく良いではないか。
ニューズウィーク英語版 Newsweek
そこで今回はなぜNewsweek英語版が英語学習に最適なのか、余すところなく皆さんにお伝えしたいと思います。私も最近英語をちょっとサボりがちだったので、ちょうどいいと思い購読したわけですが当たりでしたね。
もし定期購読するかどうかで悩んでいる人がいらっしゃいましたら、ぜひ以下の記事を参考にしていただいて、検討してくだされば幸いです!
なぜNewsweek英語版が人気があるのか
Newsweekはアメリカを代表するニュース週刊誌。「まじめな雑誌」の代表格で、「まじめ=むずかしい」と思われがちですが、はっきり言いましょう。めちゃくちゃ面白い。
アメリカ国内だけで350万部も販売しているこのNewsweek、この雑誌がただ単に「まじめ」一辺倒オンリーの雑誌だったらそんなに売れると思いますか?この雑誌を一回読んで見れば分かりますが、政治や経済だけでなく、芸術や芸能の話もあって、とにかく扱っている内容が非常に多岐に渡るのが特徴。笑いもあれば涙もあり、含蓄深い話もあったり、とにかく隅から隅まで読ませる記事が満載の雑誌、それがNewsweekです。
具体的にどの辺が英語学習に向いているのか?ちょっとその辺を細かく見てみましょう。
Newsweekの語彙力・英語力
たしかに語彙はやはり人気を二分する「JapanTimes ST」と比較すると断然難しいのですが、文法に関して言えばそれほど複雑なものはありません。では、いったいどのような人がこのNewsweek英語版の「読者」としてふさわしいのでしょうか。私が考える読者像は以下になります。
- 大学入試の英語長文ではもの足りない
- 日々トレンドを追い求めるビジネスマン
なぜ、このNewsweekが大学入試長文演習にどうして効果的なのかは実は明白です。大学入試の長文を扱った問題集はどうしても現在のトレンドから外れてしまいますので、ごくまれに現代英語ではそれは使わないだろ~!と思えるような語彙や表現が出てきてしまいます。もちろん英文の新鮮さも言うに及ばず。
英語学習ポイントの一つは「継続性」であることは、英語学習者にとってはすでに知れ渡っているポイントです。そのためには扱う内容が「多岐」に渡り、面白く、そしてトレンドであることが非常に重要です。そして何よりも扱っている語彙が、社会人寄りの編成になっていることにより、より学習意欲を向上させることが可能になっています。
またNewsweekで取り扱っている長文の長さがちょうど国公立2次試験の英語長文とほぼ同じ語数であるというのも非常にポイントが高いですね。あらゆるジャンルの内容の英語長文をNewsweekから吸収できますので、いきおい各ジャンルでよく使われる単語・語彙も強くなるのがポイント。
日本の新聞はガラパゴス状態だ
また、このNewsweekは日本のビジネスマンの購入が以上に高いことも特徴の1つ。その理由の一つに、【海外の視点での世の中の捉え方】を把握したいというビジネスマンの願望が挙げられます。
日本のビジネスマンが恐れていることは、国内の視点でしか語られていない日本の新聞のガラパゴス状態に完璧に染まってしまうこと。残念ながら世界の関心事とはまったく別の話題を日本で大々的に取り上げたとしても、世界で戦える武器にはなってくれないことを、日本のビジネスマンはしっかり理解しているのです。
NewsweekはNY発の最新ニュースをナマの英語で取り込んだ媒体。世界が揺れ動いている今だからこそ必要になるグローバルな視点が必要です。外国で日本の現状がどのように報道されているのかを知ることが求められています。
ビジネスシーンの最先端にいる方、これから英語力を上げたい方、日本国内のニュースだけでは物足りない方。そんなあなたにNewsweek英語版は本気でおススメ。必ずやあなたの英語学習に張りが出てくるはずです!
Newsweek英語版の活用方法
こういった英語雑誌を読み進める時に「絶対やってはいけない読み方」があります。それは【最初から読もうとすること】。
なんでしょうね?お金を払って購読したからでしょうか、律儀に最初の1ページから読もうとする人がいるのですがこれこそ挫折の第一歩、絶対にやってはいきません。
つまみ食いでいいんです。パラパラとまずは軽くページをめくってみましょう。そうすると「お!」とあなたに興味がありそうな写真やイラストが必ずありますから。その「興味をもった」記事から読み始めるんです。お奨めはPeriscope(潜望鏡)。世界の情報をのぞき見るような記事が並んでいます。
また、最初は出来るだけ短い文章を読むのもおススメ。それによって段々と自分にとって「お気に入り」のコラムが分かってきます。また、最初は日本でも取り上げられている記事を読むのもおススメ。日本とは視点が違う世界での捉え方が客観的に分かりますから面白いですよ。
TOEICスコアとNewsweekの点数レベルの関係はおおよそ以下の通り。参考にしてみてください。
TOEICのレベル | 現在の読解力 | Newsweekへのアプローチ |
220点未満 | 各記事の写真や、キャプションなどNewsweekのページをめくるのが楽しい。 | 写真を頼りに、そのキャプションの部分を、想像力とカンを働かせて読んでみる。 |
220~470点 | Society & The Arts やスポーツ記事など、辞書なしで少しはわかる。 | 写真やイラスト、グラフなどを頼りにヘッドラインやリードを読んでみる。Periscopeに挑戦する。 |
470~730点 | PeriscopeやCyberscopeなどの記事が解からなくて、カンや想像で読んだ部分も、後で辞書を引けば70%ぐらい当っている。 | お気に入りのページを見つけて、毎週読む。解からなかったところは必ず辞書などで確かめておく。 |
730~860点以上 | Interviewや広告、興味あるコラムなどの長文が、辞書なしでほとんど読めて、理解することができる。 | Cover StoryやSpecial Reportを飛ばし読みのテクニックでスピーディーに読む。Interviewは声を出して読む。 |
雑誌の定期購読はFujisanが超お得
Newsweek英語版を使って学習しようと決めたあなた、どうせ購入するならお得なオンライン雑誌定期購読を利用することをおすすめします。とにかく安く購入できるのがウリで、一度下のサイトを覗いてみてください。書店で購入するのがばかばかしくなってきますから(笑)ぜひこのサイトは押さえておきましょう。そのサイト名はfusisan.co.jp(富士山マガジンサービス)です。
雑誌の定期購読をするなら、地元の書店ではなくこのオンライン書店が良いです。信じられないくらいの割引で皆さんに雑誌を提供してくれます。英語雑誌や英字新聞を定期購読する場合は、まずこのfusisan.co.jp(富士山マガジンサービス)で検討してみてください。
あとがき
今回はNewsweekの雑誌をご紹介しましたが、この雑誌は全体的に分量もちょうど良いので、毎週楽しく読めるかと思います。
TIMESやThe economistだとちょっと重い…と思っている人でもこの雑誌は手軽に始められて非常におススメですので、もしよかったらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また会いましょう。
コメント