● いつもありがとうございます、あさてつです。
みなさんは「逆ギレ」をしたことがありますか?って唐突ですね(笑)
逆ギレは実は日常でもよくみられる行為です。何でしょうね、人間は追い込まれると牙をむくということでしょうか。
「逆ギレ」とは今更説明の必要もないかもしれませんが、いちおう定義的なものを紹介すると、
【逆ギレ】
⇒ 逆にキレること。つまり、本来怒られる側の立場の人が怒り出し(怒る側に転じ)、攻守を逆転しようとするような状況
ということになります。日本語でも逆ギレは「スラング」になります。今回はこれを英語で表現してみようかと。
基本は「怒る」ですから、この表現もたくさんあるような気がしますね!
目次
これが「逆ギレ」を表す英語表現だ
snap back 「言い返す」
snapの意味は「相手に食ってかかる」。backは「返す」ですから、両方合わせて「相手にきつく言い返す」という意味合いになるんです。
snapは「ポキンと折れる」時や「プチッと切れる」ときに使われる表現で、主語を人間にすることで日本語でいうところの「キレる」と同じニュアンスになるんですよね。
snap back at + 相手 という形で使いますよ!
例 Don’t snap back at me. I’m the one who should be mad.
「俺にキレるなよ。怒るのはこっちの方だよ」
例 Martin snapped back at his boss
「マーティンは上司に逆ギレした」
同様のニュアンスでfreak out at、lash back at いう表現もありますよ。
fly off the handle 「憤慨する」
この表現は他人の【発言】に対してものすごい怒りを覚えるさまを指す言い方です。やはり相手をつけるときはatでつなげましょう。
例 she flew off the handle at me.
「彼女はものすごい剣幕で怒った」
take out on
この表現は「感情などを爆発させ発散させる」という意味になります。「take something out on 人」という使い方を覚えましょう。
例 Please don’t take your anger out on me.
「あなたは私に八つ当たりをしないでください」
retort
retort は相手の発言に切り返すように言葉を発する時に使う語です。この単語、「動詞」と「名詞」があり、名詞のときはgive + 相手 + a retort の形で使うのが一般的。
misdirected(misplaced) anger「場違いに怒る」
この表現はanger「怒り」が misplaced 「置き違えられた」という意味で、「筋違いな怒り」を表現します。
例 This is a misplaced anger.
「逆ギレするなよ」
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。「逆ギレ」は日本語でもスラングですから当然英語で適切な訳語がありません。
ぜひ今回の表現を身につけて英会話等に役立ててくださいね。
また会いましょう。
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