● いつもありがとうございます、あさてつです。
よく部屋の掃除をしている時に、机の奥から学生時代のアルバム、参考書、大事にしていた貝殻などを発見したりしますよね。あんなに当時は大事にしていたのに、いつごろからかぱったりと見なくなった漫画とか。
そんなアイテムを発見してしまったら、私たちは十中八九、まるで急き立てられるようにこう口に出してしまうんです。
「うわ!なっつかし~!」
「懐かしい~。あの頃は良かったな」
って。なんかホンワカする瞬間じゃないでしょうか。思わず掃除をしていたはずなのに、その懐かしグッズを見直し始めちゃって、全然掃除がはかどらなくなっちゃったりね(笑)。
ところで「懐かしい」ってどういう意味なのでしょう?ちょっと調べてみました。
なつかし・い 【懐かしい】
〔動詞「懐く」の形容詞化〕
① 昔のことが思い出されて,心がひかれる。 「ふるさとが-・い」
② 久しぶりに見たり会ったりして,昔のことが思い出される状態だ。 「十何年ぶりに逢って,ほんとうに-・いなあ」
③ 過去のことが思い出されて,いつまでも離れたくない。したわしい。 「佐保山をおほに見しかど今見れば山-・しも風吹くなゆめ/万葉集 1333」
④ 心がひかれて手放したくない。かわいらしい。 「あさましきにあきれたるさま,いと-・しうをかしげなり/源氏 花宴」
(Weblio辞書)
なるほど、こういう「懐かしがる」感覚っていうのは多ければ多いほどいいと思うんですよ。「前に進む」ための原動力に「過去の思い出」をかえりみるというのは絶対に必要な要因です。
ところでこの「懐かしい」という表現、英語だといったいどう表現すればよいのでしょう。
このような表現は世界のどこにもあるような気がしますので、ぜひ英語表現の「懐かしい」、今回はマスターしてみようじゃありませんか。結構ありそうな気がしますね!
目次
「懐かしい」英語表現はこれだ
nostalgic
いやまずはこれでしょう。「ノスタルジック」なんて日本でも通用するフレーズですものね。
例
I feel nostalgic about my hometown.
「地元が懐かしいよ」
brings back memories
この表現もnostalgicと同じ感覚で使うことができる表現です。直訳すると「記憶がよみがえる」となりますね。
例
This place brings back memories.
「この場所、懐かしいよなぁ」
I miss the~days
この表現は「~が懐かしい」という表現なのですが、動詞missを使っているところが何となくセンチメンタルな雰囲気を感じさせてくれますよね。missは「~が今はなくてさみしく思う」というニュアンスなのです。確かに「懐かしい」って思う反面、「もうこの時代には戻れない」という、どことなくさみしい感覚がありますから、ちょうどハマる表現なのでしょう。
例
I miss the college days.
「大学時代かぁ、懐かしいね」
good old days.
うわ~これも直訳だけで「懐かしい」の意味合いに使われているのがよく分かるフレーズです「古き良き時代」ですもの。なんかドラマのタイトルに思わず使われそうなフレーズです。
例
Those were the good old days.
「あの頃はよかったなあ」
A remind(s) me of B
この表現は直訳で「Aが私にBを思い出させる」というもの。これも懐かしむ時に良く使う表現なんです。
例
This reminds me of my childhood.
「子供の頃を思い出すなぁ」
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。「懐かしい」という表現はどことなくさみしい影があったりするかもですが、まったくない人生はやはり物足りないように感じますね。ぜひ皆さんもいっぱい「懐かしんでください」!
また会いましょう。
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