●いつもありがとうございます、あさてつです。
本日はおそらく日本人だったら使ったことがある「ハイテンション」または「テンションが高い」について、英語ではどう表現するのか取り上げてみましょう。
え?ハイテンションってhigh tensionじゃないの?って思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
じつはこれ、壮大な「和製英語」だったりします。
日本ではよく「テンションが上がった!」なんて言ったりするじゃないですか。でももし外国でhigh tensionなんて言ったりしたらさぞかしビックリされるのではないでしょうか。
では英語でhigh tensionはどのような意味になるのでしょう?これが実はビックリな表現なのでした!
high tenshonは「張力」や「緊張」?
実はtension、英語では「緊張・張力」の意味で、日本語の「テンション」とは違うニュアンスなるんです!
ですから友人と飲み屋などで、「私テンションあがってきた!」の表現をするときに
I’m getting high tension!
と言ったら、「私は今緊張しています(苦しんでいます)」という意味になってしまい、思わず友人から「トイレで休む?」なんて言われてしまうかも(笑)
そう、つまりhigh tensionは「高圧的な=緊張している」という意味になってしまうのです!
少なくとも「イエーイ!ふぅー!(?)」のニュアンスではないことは間違いありません。
では日本語の「ハイテンション」を英語でいうと?
では、日本での「ハイテンション」に相当する表現とはどうやって表現すればいいのでしょうか?
実はちゃんと別な表現があるのでした。
hyper (hype)
まず、日本語の「ハイテンション」に近い表現がコレです。
例 He is too hyper.
「彼はテンションが上がりすぎだ」
例 I get hyper when I listen to this tune.
「この曲を聴くと気分があがる」
aggressive / energetic
「活動的」「元気がみなぎっている」という意味のaggressiveやenergetic。もちろん「テンションが高い」ニュアンスで使うことができます。
例 The Americans are an aggressive people.
「アメリカ人は積極的な国民である」
例 Everyone is very energetic.
「みんなとても元気です」
excited / thrilled
この単語は使いやすいですね。よく見ることのできる表現です。積極的に使いましょう!
thrilledは「ワクワク、ドキドキ感」を出す場合に使います。
例 Once the game started, everyone got excited.
「試合が始まったらみんなハイテンションになった」
例 I was thrilled to look at the beautiful bird.
「美しい鳥を見てワクワクしていた」
peppy
peppyは「活発な」。人・ものに対して使うと上手くいく表現です。
例 Though he is 80’s, he is really peppy.
「彼は80歳だが、とてもテンションが高いね」
fired up
興奮してきたときに使う表現です。文字通り「燃えてきた!」のニュアンスですね。
My father is fired up with enthusiasm for his new job.
「父は新しい仕事に闘志を燃やしている」
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。まさか「ハイテンション」が和製英語だったなんてびっくりですよね!
このように日本では普通に使っている表現でも英語ではとんでもない意味になってしまったりしますので注意しましょうね。
また会いましょう!
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