● いつもありがとうございます、あさてつです。
日本人は「たまたま」という表現が好きだと個人的に思っています。何か予想もつかないことに遭遇したときなんかに「たまたま~・偶然~」という表現をよく使いますよね。
また「まぐれだよ」という意味で謙遜したりするときにも、とにかくこの表現は大活躍。
こんな便利なことが英語ではどういうのかちょっと調べてみました。ぜひお役にたてば幸いです。
たまには「たまたま!」って英語で言ってみようよ
happen to ~
この表現は超便利!なんと日本語で言う「たまたま~」の表現にほとんど対応可能という万能選手です。ぜひ覚えておいてください。
「意図しない、予期しない、思いがけずにそうなった」というニュアンスを醸し出せる happen toおススメです!
例 I just happened to be here.
「僕はたまたまここにいたんだよ」
come across
この表現も使い勝手が良い表現です。「もの」か何かを偶然見つけたときに使う場合がほとんど。何か別なこと(例えば部屋の整理など)をしていて奥に落ちていたアルバムなどを「偶然見つけた」という場合などがドンピシャです。
例 I came across this album.
「このアルバムを偶然見つけました」
こちらは「人」に会った場合で
例 I was dreaming to come across some celebrities in Tokyo.
「東京で有名人に遭遇することを夢見ていた」
run into
run intoは偶然誰かとばったり出会ったときなどに使います。またこの表現は予想していなかったことが起きた際に「ぶつかる」や「衝突」などの意味でも使われるんですよ。
例 I ran into my old high school friend this afternoon.
「今日の午後たまたま高校時代の旧友に会ったよ」
例 I ran into a pole!
「電柱に車をぶつけちゃったよ!」
まぁ電柱などにぶつかる場合は「偶然」であることが多いですからね。あまり意図的に自分の車をぶつけるのはまれでしょうから理にかなっているとは言えますね。
stumble on
この表現の本来の意味は「つまずく」なのですが、「偶然見つける」といったニュアンスで使うことが可能です。
例 I stumbled on a nice book store last night.
「きのうイイ感じの本屋を見つけちゃった」
「偶然」「たまたま」を表すことができるのは何も動詞表現だけとは限りません。副詞的に表現することもできるんです。
by chance、 by accident
この表現は文末につけることでやはり「偶然」「たまたま」のニュアンスをだすことが可能です。
例 I met her yesterday by chance.
「昨日たまたま彼女に会った」
luckily、accidentally
この表現も主に文頭・文末で使うことができる使い勝手のよい表現です。
例 Luckily I was at home when he came.
「いいあんばいに彼が訪ねてきた時私は家にいました」
また「たまたま(運がよかっただけです)」という謙遜のニュアンスをだす表現もあります。
lucky
これが一番楽、かつシンプルな表現です。happen toでもこのニュアンスは出せますが、一語ですので使い勝手がとても良いでしょう。
例 I think I was just lucky.
「でもたまたま運が良かっただけだよ」
この表現の時にはjust や only といった語と一緒に使うといいでしょう。「運だけで」というニュアンスが強調できます。
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。このように「たまたま」の表現も多岐にわたりますので、ぜひ使ってみてくださいね!
また会いましょう。
コメント