●いつもありがとうございます、あさてつです。
一気に寒くなり、乾燥も気になるこの季節……。普段からきっちり気にしている人はもちろん、縁遠いなと思う人も、薬局などの「スキンケア」のコーナーに立ち寄る機会が増えることでしょう。
海外渡航の場合、日本では全く必要なかったのに現地で急遽必要になる、なんてことも現地の気候によってはありえます。
そこで今回は、「スキンケアに関する英単語」をご紹介!これを覚えればあなたも今日から素肌美人!?
海外での「乾燥肌」の要注意!これが「スキンケア」の英語表現だ
「保湿」
まずは「乾燥肌」といったら真っ先にこの言葉が連想されますよね。
moisturize
と言います。
例文
You should cleanse, tone and moisturize every day for a healthy looking skin.
「健康的に見える肌のためには、毎日のクレンジングと肌の調子を整えること、それから保湿をすることが必要だ」
化粧品の効能や効果は、保湿のほかにも「アンチエイジング」がありますね。こちらはそのままAnti-Agingと言うことができます。
「メイク落とし」
旅行で持っていき忘れるものの代表格と言えばこれですね。日本でもコンビニに数種類陳列されています。「クレンジング」なんて言い方もしますが、
makeup remover
と呼ばれます。makeupはご存知「お化粧」ですね。removeは「取り除く」という意味があります。そこに「~する人、~するもの」という意味の-erを足しているというわけです。まさに「メイク落とし」の役割をずばり言い当てていますね。
例文
A: Can I call at a drugstore? I have to buy a makeup remover.
「薬局寄っていい?メイク落とし買わなくちゃ」
B: OK.
「いいよー」
ちなみに、マニキュアを落とす「除光液」も、このフレーズを使って「nail makeup remover」と言うことができます。「除光液」という日本語では、知識がなければ何に使う液かは分かりませんが、英語にするととてもシンプルな表現になりますね。
「洗顔料」
メイクを落としたら、次に使うのはこれですよね。最近はW洗顔不要!と謳っているクレンジングもありますが、一説には、やはりきちんと洗顔をした方がよいとも言われています。英語は2種類存在します。
Cleansing Foam
Facial Soap
です。
これの使い分けは、その形状。一口に「洗顔料」と言っても、チューブに入ったクリーム状のものと、固形石鹸がありますよね。あまりちゃんと考えて買ったことがないなあ、という方も、ぜひ売り場を眺めてみてください。
クリーム状のものを「洗顔フォーム」とも呼ぶことから、Cleansing Foamがそちらを指すことは分かりますね。Facial Soapが固形石鹸です。また、最近はメイクも落とせる洗顔料というものも売られています。ですので、
例文
Is this cleanser, face wash or make-up remover?
「このクレンジングは洗顔ですか?メイク落としですか?」
という確認が必要になりますね。このフレーズも覚えておくと、いいかもしれません。
「化粧水」
洗顔が終われば、保湿ケアのお時間ですね。
face lotionまたはtoner
と表現します。
化粧水は、日本語でも「ローション」と呼ばれることがあり、英語でも一応 lotion だけでも表現できます。ただし、 lotion は薬用の液体全般を指す言い方です。
洗眼液を eye lotion と言ったり、日焼けした肌の火照りを抑えるbody lotion や skin lotion と呼んだり……ですので、日本人が「化粧水」と聞いて一般的に思い浮かべるものに関してはface lotionと、きちんと「顔」という単語を入れないといけない、というわけですね。
toner は、tone + erで「(肌の)調子を整えるもの」という意味から、face lotionと同じく「化粧水」を指す言い方です。ちなみに、レーザープリンター等で使用される「トナー」を連想してしまった人もいるかもしれませんが、実はあれも同じtonerです。
例文
I thoroughly apply face lotion to let it soak into my skin.
「肌にしみこむように、念入りに化粧水をつける」
日本では保湿目的の化粧水が多い印象ですが、アメリカでは汚れを落としたり毛穴を引き締めたりする「拭き取り化粧水」が主流だそう。保湿目的で化粧水を求めるのなら、忘れずに日本から持参した方がよさそうです。
「乳液」
化粧水とセットになるものと言えばこれですよね。
emulsionとか milky lotion
と表現します。「ローション」というカタカナ語でこちらを連想した人も多いのではないでしょうか。
例
A milky cosmetic lotion is supposed to render the skin smooth.
「乳液は、皮膚をなめらかにする乳状の化粧品です」
乳液はどうしても保湿重視というイメージが強く、保湿をそこまで求めていない人は敬遠しがちなものですが、化粧水だけでは逆に乾燥してしまうということも。「さっぱり」な質感のものもありますので、自分の好みに合ったものを見つけられるといいですね。
「美容液」
化粧水や乳液と併用している方も多いのではないでしょうか。美白を目指すものと毛穴ケアを目指すものと様々ですが、これを英語では
Serum
と表現します。
例
A: May I help you?
「(お店で)何かお探しでしょうか?」
B: I am looking for a Anti-Aging serum.
「アンチエイジング美容液を探しているのですが」
「セラム」というカタカナは、CMや店頭などで目にしたことがあるかもしれませんね。もともとはこの単語だったんです。他にも、
Concentrateや Moisturizer
ということもできます。
入浴中、コットンに数的垂らしてくるくると顔をなでていくと毛穴汚れにいいんだとか。どうしても高級感の漂う一品ではありますが、ブランドやメーカーによってはかなり安価なものもあります。
使ったことがない、という方も、寒くなるこれからの季節、温かい空間に少しでも長くいられる口実として試してみるのはいかがでしょうか?(笑)
「日焼け止め」
季節がら、感想対策に関するものを中心に扱いましたが、場所によってはこれも必要ですよね。
sunblock
といいます。sun「太陽」をblock「ブロックする」……そのままですね(笑)
例文
I forgot to wear sunblock and got sunburn.
「日焼け止めクリームを塗っていくのを忘れ、炎症を起こした」
日本でも、意外にも紫外線が強いのは夏よりも冬なんだとか。私も以前、右手の甲と腕だけが冬に少し日焼けしたことがあります……腕まくりをして、車で長時間通勤しているからなんですけどね。
私は日焼けにとても弱いタイプなので、それ以来車に日焼け止めのジェルを常備させています。夏の間に日焼け対策をばっちりにしていた方は、ぜひこれからの季節もばっちり継続させてくださいね!
あとがき
さて、いかがでしたでしょうか。スキンケアに関するものは、カタカナ語も多く、例えば「ハンドクリーム」なんかもそのままhand creamと言います。ですが、日本国内ではまだなじみのない言葉が多数存在するのもまた事実……しかも、以前ご紹介したように、「リップクリーム」はなじみのあるカタカナ語ですが英語で伝えたいときには「lip balm」と言わなければなりません。
紛らわしいものもありますが、ぜひ使いこなせるようになってくださいね。そして現地での快適お肌ライフをエンジョイしてください!!
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