●いつもありがとうございます、あさてつです。
一気に寒くなり、「冬」を実感するようになってきましたね。冬物のコートを出した人もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
こんな寒い時期には、正直出かけたくはないと私は思うのですが(基本インドアなので)、「ここだけは別!」というのがあります。
それが「温泉」です!寒ければ寒いほど、あったかーーいお風呂が恋しくなるのです……
ということで、今回は「お風呂」にまつわる英単語をご紹介!これを読めば心も体もあったかくなる……かも?(笑)やばい、書いているうちに温泉に行きたくなってきましたよ。
これが「お風呂」の英単語表現だ
「お風呂」の英単語ですが、これが意外に豊富だったりします。まずはみなさんがお馴染みの英語表現からご紹介!
「お風呂」
これはもう皆さんご存知でしょうか。ズバリ
bath
ですね。busと聞き間違えられて会話がかみ合わなくなった……なんて笑い話も、「留学あるある」です。thの発音はぜひマスターしたいところですね。
ちなみに、「お風呂」は日本語では「入る」という言葉とセットになりますが、英語の場合はそのままenterにしてはいけません。
take a bath
と言います。have a bathという場合もありますよ。
例文
A: I’ll just have a quick bath.
「ざっと一風呂浴びてくるよ」
B: OK.
「りょーかい」
日本語と英語でセットになる動詞が異なる場合は意外にたくさんあります。ですので、単語だけではなく、できれば例文や会話文などで使い方まで確認しておきましょう。
「温泉」
いやもうこれからの季節はこれですよ!!今すぐにでも行きたい気分です(笑) 英語では
hot spring
と言います。
例文
A: I feel like taking a hot spring bath tonight.
「今夜は温泉に入りたい気分だ。」
B: That’s sounds great!!
「いいね!!」
「温泉」と一口に言っても、天然のものと、健康ランドのようなものとありますよね?
このhot springは「温かい泉」という単語の直訳に近いもので、自然と湧き出ている「天然温泉」のニュアンスに近いものになります。したがって天然ではないもの、まあ要は人工的にお湯を沸かしているようなところは、また別の単語を使います。
「銭湯」
「人工的にお湯を沸かしているようなところ」といえばここですよね。これを指すときには
spa
という単語が使えます。「健康ランド」のような入浴施設を指すこともできますよ。
例文
A: I make it a rule to go to a spa at intervals for a change.
「私はときどき気分転換に温泉にいきます。」
B: Please take me there, too!
「今度私も連れて行ってください!」
「健康ランド」や「銭湯」と言うと、ご年配の方が多く利用されているようなイメージがある場所ですが、「スパ」とカタカナにすると一気に若者感が出ますね(笑)
実際、お台場のあたりにある「大江戸温泉」なんかは、女子学生たちにも人気のスポットになっているんだとか。
日本国内の入浴施設は、年齢性別問わず人気なんでしょうね。
「泉質」
温泉に行くと必ずこれを確認する!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
spring quality
と、spring「泉」+ quality「質」の直訳でOKです。nature of springという表現もあります。
例文
Spring quality of each of these two hot springs is completely different from each other.
「これらの2つの温泉は、泉質が全く異なっている」
また、わざわざ「泉質」と言わずとも、
例文
As this type of hot springs has a high moisturizing effect, they are effective for warming the body as well as for anemia.
「この泉質の温泉は保湿効果が高いので体がよく温まり、貧血にも効く」
というように、the type of hot spring has ~~「そのタイプの温泉は~~という特徴を持っている」と表現するのもアリですね。
「ジャグジー」
入浴施設にあるものと言えばこれですよね。泡がブクブクブクっと出てるやつ!私も好きで、プールサイドにジャグジーがあるような施設なんかもテンションが上がります(笑) 英語では
jacuzzi
と表記します。発音は、日本語では 「ジャ」グジー と頭にアクセントが付きますが、英語は
dʒəkúːzi
と「ク」の部分にアクセントが入ります。「グ」と濁っていないところもまた、ポイントですね。
例文
A: I have a jacuzzi in my room.
「私の部屋にはジャグジーが有るの。」
B: I envy you.
「なにそれうらやましい……」
ぜひ私の部屋にも即日工事で取り付けていただきたいところです(切実)
「サウナ」
これが好き!という方も多いですよね。私はあの息苦しさが苦手なのですが、どうやらスチーム式のものやら、これにもいろいろと種類があるらしく、中には息苦しくないものもあるらしいですね。今度機会があったら息苦しくないサウナを体験したいものです。
さて、こいつはとっても英語学習初級者に優しいものです。
sauna
とローマ次表記でそのまま英単語として存在します!!これは
例文
Her face glowed when she came out of the sauna.
「彼女がサウナから出てきたとき、彼女の顔は火照っていた。」
急な温度変化に体がついていかず、死亡事故が多いのもこのサウナなんだとか……いくら好きでも、「ほどほどに」が一番ですね。
「足湯」
温泉地として有名なところだと、駅前に小さく足湯スポットがあったりしますよね。私も以前、伊豆の方面に旅行に出かけた時に、駅前やら温泉街の一角やらでエンジョイさせてもらいました。
footbath
というフレーズを使えばこのニュアンスが伝わります。
例文
The footbath can be used free if you have a ticket on the train line, but if you don’t have a ticket you must purchase a platform ticket in order to use the footbath.
「足湯の利用は無料ですが、鉄道利用者以外が足湯を利用するには、駅の入場券が必要です」
ただ、マッサージ店などで行う「リフレクソロジー」に使うようなアレもfoot-bathなどと言ったりするので、この単語の指す範囲は日本語の「足湯」よりも幅が広い感じがしますね。
「半身浴」
ネット上では「右半身ですか?左半身ですか?」なんてネタが出回ったこともありましたね(笑)英語では
half bath もしくは hip bath
と言えば通じます。
例文
I challenged myself to a hip bath.
「私は半身浴に挑戦してみた」
湯船に肩までつかる、というのは日本独特で、外国人が湯船に入ると必然的に胸より上は外に出る形になるので、わざわざ「半身浴」なんて言わなくても勝手にその状態になってくれるのですが、敢えて説明的にするならこういった表現が使えそうですね。
「混浴」
温泉旅館によっては、これがあるところがありますよね。男女が同じお風呂に入るアレです。どうしても説明的な表現になるかな……と思っていたのですが、意外にも、
mixed bath
で通じるようです。いろいろと表現を調べてみると、bathingとing形にしていることのようが多いみたいですね。
例文
Although mixed bathing was banned under the ‘Ban on Mixed Bathing‘ in 1791, and later under the Tempo Reforms, the ban wasn’t always observed.
「寛政3年(1791年)に「男女入込禁止令」や後の天保の改革によって混浴が禁止されたが、必ずしも守られなかった」
混浴にこんな歴史があったなんて、そっちにもまた驚きですね!
あとがき
さて、いかがでしたでしょうか。
今回は「お風呂」に関する英単語をご紹介しました。来日する外国人の中には、この「温泉」をはじめとする「日本のお風呂文化」を楽しみたいという人も多いそうです。そうした外国人に紹介したり案内したりできたら……そして一緒に温泉を楽しむことができたら、それもまた旅の素敵な思い出になりますね。ぜひ日本文化の一つとして、紹介できるようになってみてください。
さて温泉行って来よう!また会いましょう。
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