● いつもありがとうございます、あさてつです。
「当たり前だよ」というフレーズは日本ではよく使われます。
日本語の「当たり前」は様々な文脈、場面で使われますが、実はそのシチュエーションによって微妙に意味が変わりますね。
とりあえず「当たり前」について、その定義を載せてみました。
【当たり前】
1 そうあるべきこと。そうすべきこと。また、そのさま。「怒って当たり前だ」
2 普通のこと。ありふれていること。また、そのさま。並み。ありきたり。「ごく当たり前の人間」「当たり前の出来」
(Goo辞書)
このように微妙にニュアンスが変わるこの「当たり前」の表現、果たして英語では言えるのでしょうか?
そういうわけで今回は「当たり前」の英語表現についてです。
やはり英語でもニュアンスごとに表現は異なるようですので、しっかりと意味に会った英語表現を使ってみましょう!
目次
「あたりまえであるさま」を表す英語の「当然」表現
That’s (absolutely) natural.
まずはこれですね。この表現で「それは当然のことです」と表現することができます。absolutelyをつけると「強調」することができ「そんなの当たり前じゃないか(なんでそんなことを?)」とちょっと小馬鹿にした表現になります。
例
I think that’s perfectly natural.
「それは当然だと思う」
It’s obvious!
obviousは「明らかな、明白な、理解しやす当然の、もっともな」という意味。この表現も「知ってて当然」というニュアンスを含むことに注意しましょう。
例
Is John late again?
It is obvious!
「ジョンはまた遅刻か?」
「当然でしょう!」
Of course!
これはみなさんお馴染みかも。「当たり前、もちろん、当然」というニュアンスで普通に英語の授業でも学習しますよね。
例
Who will make the presentation today?
George (of course), who else?
「今日のプレゼンは誰がやるの?」
「当然ジョージでしょう!」
That’s not even worth discussing.
この文の意味は「話して結論を出すほどのことではない」、つまり「当たり前のことだ」という意味になります。非常に言い回しが難しい表現ですね。
Everyone knows that
これは何となく英訳で分かりますよね。「みんな知ってるよ」⇒「当然でしょ」という意味になります。最後のthatは代名詞ですがitではなくthatです。thatは「内容」を表す代名詞だからなのです。
続いては「道理にかなっていること」を表す英語の「当然」の表現です。
shouldn’t be a surprise
この表現は「驚くにはあたらない、当然だ」の表現です。筋道、ロジックをたどると必ずその結果に辿りつくというニュアンスになります。
例
The result shouldn’t be a surprise to anyone.
「誰もが当然だと思う結果になるはずだ」
deserve
この単語の意味は「~に値する」これで「~にふさわしい、~は当然だろう」の意味になります。これもいままで積み上げたきた結果をみた判断を表します。
例
He deserved that punishment.
「彼は当然の罰を受けました」
bound to happen
「当然起こる」という意味。そうなるのは「必然」といったニュアンスでしょうか。やはりこれまでの内容を見る限り…とロジックを積み上げた結果、というニュアンスですね。
例
That’s a disaster that was sure to happen.
「当然失敗に終わるハメだった」
No wonder
これもお馴染みでしょうか「当然だ」を表す表現でお手軽表現で有名です。
例
I only had a salad for lunch. No wonder I still feel hungry.
「お昼にサラダしか食べてないからまだお腹空いていて当然だよね」
Well, duh
.
最後に、なんか掛け声のようなことらの表現をご紹介します。発音は「ヴァ―」、なんか馬鹿にしたような表現なのですが、これで「そんなこと聞くな。答えるまでもないだろ」を若干茶化したような言い方になるのです。ちょっと失礼な言い方になりますので注意しましょう!
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。「当たり前」の表現はたくさんありますが、ぜひ積極的に使ってみてくださいね!
また会いましょう。
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