● いつもありがとうございます、あさてつです。
人がそこにいる限り「知識」というものは絶えることがありませんよね。それがたとえ本筋から外れていたとしても、ちょっとした、少数の人しか知らないネタは、誰でも一つや二つはあるものです。
そういった知識を「マメ知識」と言ったりするのですが、これ、意外に使う言葉だと思うんですよね。ちょっとマメ(豆)知識の定義について見てみましょう。
【豆知識】
ある物事についての、ちょっとした知識。
(大辞林)
そういえば昔TVで「トリビアの泉」なんていう、この豆知識をご紹介した番組が大人気でしたね。思わず私も「へぇー!」なんていって自分のひざを叩いていたものですよ。いい番組だったなぁ。
ところでこの「マメ知識」、英語ではどうやって表現するのでしょうか。ただの「知識」ではありませんからね、「【マメ】知識」ですから、いったいこの「マメ」の部分をどうやって英語で表現するのかちょっと興味がありますよね。
そういうわけで今回は英語で「マメ知識」はどうやって表現するのか?これをテーマにして以下をご紹介します。ネイティブとの会話中に「これ、マメ知識な!」とドヤ顔したい時にぜひ使っていただければ幸いです。
目次
意外に種類が豊富!マメ知識の英語表現
このマメ知識の英語表現なのですが、意外に種類があってびっくりします。よく使うものから、え?こんな言い方まで?じっくり見ていきたいと思います。ちなみに「マメ知識」なのですが、誰が聞いても有益なマイナー情報を指す場合もあれば、非常に「無駄な知識・どうでもいい知識」までさまざまです。
以下の表現にも「役に立つ豆知識」を指す場合の英語表現を指す場合もあれば違う場合もあることをしっかり押さえていただければと思います。
tip
まず「マメ知識」に表現といったらこの単語は外せません。よく学習参考書の最後の囲みに「tip」として小ネタと提供するなんていうのはよくあります。
tipの意味は「ヒント」「コツ」「便利な小ワザ」といった、裏ワザてきな表現です。tips と複数形で表現するとうまくニュアンスが伝わるでしょう。
例
Do you have any tips?
「何か豆知識はありますか?」
例
I heard some tips on this game.
このゲームの豆知識を聞いたよ。
trivia
おっといきなり出ましたね(笑)日本ではすっかり「トリビア」で定着した感のある、馴染みのある表現です。
この表現のニュアンスは通常のマメ知識に「くだらなさ・ささいなこと」が若干加わったニュアンスになります。まぁこのニュアンスがあるからトリビアの番組もあれほど面白くなったんでしょうね。
例
I like to hear trivia.
「トリビアを聞くことが好きです」
例
Was this a trivia?
「これは豆知識だったかな?」
bits of knowledge
bits of ~ は「かけら」を指します。細々としたニュアンスで用いられる表現でbits of knowledgeで、通常の知識に組み込まれない、断片的に扱われてる知識を表現することができるんですね。
例
He has picked up bits of knowledge here and there.
「彼はいろいろの事を知っている」
Tidbits
Tidbitsとは、ちょっとした有益な情報という意味です。例えば食べ物などの「一片」、「ひとくち(分の美味いモノ)」「ちょっとしたニュース」といった意味で使いますね。tidbit と表現される対象は「小粒」であり、「人を満足させる種類」になります。
例
I don’t know the tidbits of mushrooms.
「私はキノコに関する豆知識を知りません」
例
I want to broadcast useful little tidbits of information on Twitter.
「ツイッターで役に立つ豆知識を発信していきたい」
Random Facts
まずこの表現なのですが、factsは「事実」という意味で押さえているかと思います。ところがこのfacts、前に何らかの修飾語句が来ると、単純に「~事」という意味になるんです。
random factsで「誰も知らなさそうなこと」を指します。
例
Ken knows a lot of random facts.
「ケンは多くのマメ知識を知っている」
ちなみにくだらなすぎて「使えない」知識を表現するときには useless facts のように表現することがあります。自分から無駄な知識を出す場合などに使うと良いでしょう。
あとがき
さて今回はいかがでしたでしょうか。「マメ知識」の英語表現、ぜひ使いこなしていただければと思います!
また会いましょう。
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