● こんにちは、あさてつです。
ハロウィーンも終わり、街はこれからクリスマス一色になっていきますね。お店によってはお正月商品と併せて並べていたりもしますが……(笑)
日本国内でもメジャーになった「クリスマス」。今回は、これに関する英単語をご紹介していきたいと思います。真面目なものからふざけたものまで!このサイトならではの厳選された表現たちをぜひお楽しみください。
知らないと恥ずかしい!?これがクリスマスにちなんだ英単語だ
「クリスマス」
これはもう皆さんご存知ですね。
Christmas / X’mas
です。時期というか、シーズンになるとそこかしこで見ることができる超有名な英単語と言って良いでしょう。
例
Christmas is just around the corner.
「もうすぐクリスマスだ」
イエス・キリスト(Jesus Christ)の生誕祭であるため、発音はしないのですがChristのtがクリスマス(Christmas)という単語の中に入っています。
日本では恋人たちのイベント……特にイブが盛り上がる日といったイメージがありますが、欧米では当日に家族とのんびり過ごすのが一般的。日本のお正月のような感じですね。大晦日の、1月1日へのカウントダウンで大盛り上がりしているニューヨークの様子なんかを見ると、クリスマスと年末年始の立ち位置は日本と欧米で逆転しているのかもしれませんね。
ちなみに、例文のjust around the cornerは「ちょうどその角を曲がると」というのが直訳です。角を曲がるとすぐにある、というイメージから「間近である」という意味で使われるのですね。
「イルミネーション」
欧米では家族とのんびり……がベーシックスタイルですが、日本ではやはり恋人たちがこれを見に行く、というのが定番ですよね。
illumination
とすばりそのままの単語が使われます。(そりゃそーですよね)
例
Electric illuminations add to the attraction at night.
「電気のイルミネーションが夜景の魅力を増す」
また、クリスマスのイルミネーションであればこんな表現もできますよ。
例
The street was spangled with Christmas lights.
「通りはクリスマスのイルミネーションでぴかぴか光っていた」
light「電気」「光」で済んでしまうのは、とてもシンプルで使いやすそうな表現ですよね。
ちなみに、「イルミネーションで飾られている」という意味のilluminatedという形容詞があります。
例
The street is beautifully illuminated during Christmastime.
「その街路はクリスマスの間イルミネーションできれいに飾られる」
日本語より英語の方がシンプルな感じになっているのが、おもしろいですね。
「リア充」
はい、もう日本でクリスマスと言ってしまったら切り離せないんですよこの言葉は!いくら本場が家族団欒していようが、日本ではリア充がキャッキャウフフしているわけですよ!!
これについてはいろいろと表現があります。これまでにも憎しみ(?)から以下のような記事を作ってましたからね(笑)
その中から、living the lifeというフレーズを再びチョイスしておきます。このフレーズを理解しておくと、皆さんの真面目な英語学習になるからです……いや、本当ですよ?
ただのlifeだと「生活」です。しかしtheがつくと……そう、「特定される」わけですね。このイメージが、「皆さんの真面目な英語学習」に繋がる内容です。ないがしろにしがちではありますが、とっても重要なポイントです。
さて、そんなわけでtheがついて「特定の、とある生活」という意味になり、そこから「理想の生活」となっていきます。
クリスマス……美女と二人で都会のイルミネーション並木を歩く……ほら、日本でのクリスマスにおける理想っぽいでしょ?(笑)
例
A: I’m to see Ann tonight. 「今夜はアンと会う事になっているんだ。」
B: You’re living the life… 「リア充め……」
……都会のイルミネーション並木をクリスマスに歩いても、寒いだけですし混雑に巻き込まれるだけですよ、家でぬくぬくお鍋しましょうよ(僻み)
「サンタ」
クリスマスから切り離せない単語と言えばこれですよね、「リア充」なんかじゃなく!!
Santa Claus
といいます。実は2語だったんですね。
サンタさんといえば、クリスマスにプレゼントをくれる人、という役回りですが、各国で違いがあったりします。オーストラリアではクリスマスが夏のシーズンに当たるため、サンタがサーフィンをしているというのは有名ですよね。
このほかにも、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドでは「ファザー・クリスマス」と呼ばれていて、かつては緑色の服を着ていたそうです。赤のイメージが強い我々にとって、緑色のサンタはなかなか想像できませんね。
ドイツでは「黒いサンタ(クネヒト・ループレヒト)」が悪い子をさらっていってしまうという言い伝えもあるそうです。黒いサンタは、見た目もやってのけることも恐ろしいですね。
ロシアでは、サンタに当たるポジションを「ジェド・マロース(マロースおじいさん)」と呼び、彼が孫娘のスニェグーラチカを連れてプレゼントを配るという風習があるそうです。
各国の文化は様々で、調べてみるととても面白いですね。
「トナカイ」
これもクリスマスには欠かせないキーワードですよね。サンタさんのそりを引っ張ってくれている大事な存在です。
reindeer
という単語を使います。カリブー、と呼ぶ場合もありますが(caribou)、これは北米の「トナカイ」。ヨーロッパ産のトナカイに対しては、reindeerという単語を使います。
サンタの起源は、ヨーロッパですので(東ローマ帝国・小アジアのミラの司教(主教)、教父聖ニコラオス(ニコラウス)の伝説が起源とされています)、reindeerの方が適切ですね。
ちなみに、サンタのそりを引くトナカイが何頭もいることはご存知ですか?
1823年に発表された、The Night before Christmas(A Visit from St.Nicholas)という詩が元になっているそうで、ダッシャー(Dasher)、ダンサー(Dancer)、プランサー(Prancer)、ヴィクセン(Vixen)、コメット(Comet)、キューピッド(Cupid)、ダンダー(Dunder)、 ブリクセム(Blixem)の8頭がいるそうです。
「真っ赤なお鼻の~♪」で有名なルドルフ(Rudolph)は、1939年に出版された詩からの登場で、この詩をベースに物語やあの歌が生まれたとされています。
結果、サンタさんを引っ張っているトナカイは9頭いるというわけなんですね。一頭ずつに名前がついているのが、またなんともかわいいですね。
「もみの木」
クリスマスツリーと言えばこれですよね。もちろん、Christmas treeと言っても通じますが、植物の種類として言うのなら
fir tree
という単語があります。
例
Most people buy real fir trees to decorate for Christmas.
「ほとんどの人がクリスマスに飾るために本物のモミの木を買います」
日本では模造品というか、造花(造木?)であることがほとんどですが、欧米では本物の植物をまず購入するのが一般的なんだそう。手入れや、「毎年どうするんだよ!」という問題に直面しそうですが、家族でホームセンターなどで手ごろなモミの木探しをするところも含めて、クリスマスの楽しみの一つなんでしょうね。
あとがき
さて、いかがでしたでしょうか。今回はクリスマスに因んだ英単語をご紹介しました。
イタリアではクリスマス期間が1月6日まで続いたり(1月5日に魔女が来て、良い子はお菓子がもらえるそうです。悪い子は石炭を渡されるとか……笑)、オランダではクリスマスが1シーズンに2回あり、12月6日の「聖ニコラスの日」の前日と、25日のクリスマス当日にプレゼントがもらえたりするそうです。オランダの親御さんたちは大変だなぁ……。文化も各国様々ですね。
リア充のお前も(全然うらやましくないからな!!)、お仕事なあなたも(お互い頑張りましょう)、「クリスマスなんか関係ねーよ!」という受験生のみなさんも(踏ん張りどころですよ)、素敵なプレゼントがあることを祈って。
I wish your Merry Christmas!!
また会いましょう!
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