●いつもありがとうございます、あさてつです。
思えば中学一年、そうみなさんが英語を初めて教えてもらったとき、一番最初に習った英語の挨拶言葉はいったいなんでしょうか?
Good morning?
See you again?
それとも
What time is it now?
ちがーう!!
…すいませんつい取り乱しました。
最初の英語の授業を思い出してください。そう先生が教室に入ってきます。そしておもむろにこう言うのです。
How are you?
「お元気ですか?」
やっぱりこれでしょう。思えば私の英語生活の超原点。
全てはここから始まったんです(大げさだなぁ…)
そしてこの表現に対する返事の仕方も同時に習ったんだっけ。
I’m fine.
「元気だよ」
うんこの挨拶ができればもう大人(笑)
今日も一日ハッピー!ってなもんですよね。
このやり取りは初対面の緊張状態を取り除くという意味では非常に大切。まぁ欠かせません。
というわけでHow are you?という挨拶に対してI’m fine.と返事をしまくってはや4半世紀。
ちょっと飽きてきた(笑)
本来飽きるような類ではないことは百も承知なんですけどね。
もっと他の返事の仕方があるんじゃないのか??
と思い立ってしまいました。
さて長くなりましたが本日のお題は「How are you?へ返事はどれだけあるのか?」です。
ステレオタイプのI’m fine.から卒業して、カッコいい言い回しを身につけようではありませんか!
ネイティブはI’m fine.と言わないってホント?
そもそもI’m fine. Thank you. And you?という、まるで教科書的なこの切り返し方、じつはネイティブではほぼ使わないらしいのです。
いや誤解しないでくださいね?基本姿勢としては文法的に全く正しいんです。
ただ…簡単にいうとこの言い回し、少し時代劇っぽいというか、古くさいというか、ダサいというか…つまり2017年の時代に合ってないんです、ハイ。
やっぱり切り返しは「現代風」にしないとね。
というわけで「現代風」I’m fineはどうやって表現すればいいのか?まずはそこからご紹介します。
I’m good.「元気だよ」
これが現代ネイティブが好んで使う表現。fineじゃなくてgoodを使います。ずいぶんシンプルですね!
この表現を軸にして「程度」を表すように工夫するんです。例えば
絶好調のとき
I’m excellent.
「最高だよ」
I’m awesome.
「絶好調だね」
I’m great.
「すごい元気だよ」
I’m pretty good.
「かなり元気だよ」
ちなみにI’mをつけなくても大丈夫、っていうかネイティブではつけている方が珍しいくらいです。
Great!
「すごく良いよ」
このくらいサラっと返したいものですね。
Couldn’t be better !
「最高だよ!」
ちと文法用語。「仮定法」のcouldと「比較級」をの組み合わせで、直訳すると「これ以上良くなることはありえない」という意味になります。つまり「とても良い」という意味に。
Perfect !
「完璧!」
単語1つでこの爽快さ(笑)たずねてくれた相手に明るく受け答えできる返事ですね。
いまいちな気分のときの返事
何も毎回毎回「良いよ!」ばかりではありませんよね。例えば「まぁまぁかな」なんていう場合はどうしたらよいでしょう?
例
I’m okay.
「まぁ、大丈夫だよ」
Could be better.
「もっと良くなれる感じかな」
I don’t feel well.
「あんまりいい気分じゃないんだ(イマイチ)」
I’m alright.
「まぁまぁだよ」
I’ve felt worse.
「もっとひどい時も過去にはあったかな(今はそれに比べたらマシさ)」
最後の言い回しなんて如何にもアメリカ人っぽい発想ですよね。「過去に比べたら…」なんてなかなか口に出ないわ(笑)
普段と変わりないとき
もちろん人間ですから「いつもと全く変わらない」こともあるわけで。でも実は普段と変わらないのが一番幸せなのかもしれませんよ。
例
Nothing special.
「変わりないよ」
とくになにも目新しいこともなければ大きな変化もないよという返事です。
Same as usual.
「いつも通りだね」
普段と変わらないねという心境の時の返事です。
最悪な場合
あんまりこういった状況は報告したくないものですが、もしかしたら「何かあったの?」という風に風向きが変わるきっかけになるかもしれませんよ。
例
Pretty bad, (actually).
「(正直なところ)参っているよ」
かなり不調な様子です。Prettyはこんな風にネガティブな度合を強めるときにも使いますね。
I’m dying.
「最悪だよ」
うん、聞いただけで調子がいいとは思いません(笑)
直訳すると「死にそうだよ」という意味ですが、本当に最悪な気分なときには「大げさな表現」としてこんな風に返事をすることもできるんです。
ところでHow are you?に対してI’m good.だけで会話が止まるわけじゃありませんよね。せっかくですからここから会話を膨らましていきましょう。
butでつなげよう
まずはbutがお手軽でおススメ。「元気だけどね、~」と後に続けることができますよ!
例
I feel good, but I’m hungry now.
「元気だけど、お腹が空いているんだ」
I’m all right, but it’s snowing.
「元気だけど、雪だね」
becauseで「理由」をつけてみましょう
butだけではなくbecauseをつけて後ろに理由をつけることもできます「元気だよ、~だからね」ですね。
例
I’m feeling good because I just had a really good lunch.
「いい気分だよ。とてもおいしいランチを食べて来たばかりなんだ」
I’m good because I passed the exam.
「良いよ、試験に合格したからね」
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。I’m fine以外にもこんなにあるHow are you?の返事の仕方、ぜひ使ってみてくださいね!
また会いましょう。
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