● いつもありがとうございます、あさてつです。
最近よく、特にネット上で「自作自演」という表現を見かけるようになりました。
「自作自演」の意味は何となく分かるのですが、やはりこのシリーズ、まずは日本語の定義から押さえてみようということで(笑)ちょっと調べてみました。
【自作自演(じさくじえん)】
インターネットにおける自作自演(じさくじえん)とは、一つのウェブサイト上で、一人の人間が、同時に複数の人間が活動しているように見せかける行為である。 実際にネット上でこの行為を指す際は、単に自演と略されることが多い。 匿名掲示板などの匿名コミュニティでは容易に行われる。(Wikipedia)
なるほど、予想通りですね。
たまーにバレバレな「自作自演」をネット上で展開し、「炎上」するケースも多々見られます。ネットの匿名性を浮き彫りにした新たな行為と言っても良いでしょうね。
ところで、この「自作自演」、英語でどう表現するのでしょう?
なんか表現できなそうなイメージなのですがね(笑)
ぜひ上手く活用してみてくださいね!
目次
これが「自作自演」の英語表現だ
sock puppet
いきなりスラングです。元の意味は靴下(sock)で作った指人形(puppet)で、靴下に手を突っ込んで人形みたいにするやつです。一人二役的な?これでネット上で1人の人間があたかも「複数の人間」であるかのように見せかけて、ターゲットを攻撃したり情報操作をしたりすることを指すようになりました。
例 Sock puppetry may be rampant online
「自作自演はオンラインではありふれているかのしれない」
play [perform, read] one’s own work
これは直訳で意味が十分伝わります。「自分自身を演じる」のですから。
訳 Emperor Tenmu performed his own work in this case.
「この事件は天智天皇の自作自演だった」
hoax
この単語の意味は「でっち上げ」という意味。要するにこれも「自作自演」として使うことができるんですね!
例 Some people thought that the case was only a hoax.
「その事件は単に自作自演だと考える人もいる」
performing [acting] in the play one wrote oneself.
ちょっと長いですが、これも「自作自演」を表す表現。直訳が「自分で描いた劇を演じる」、なるほどそのままですね。ちょっと使いづらいイメージですが。
例 I’ve videoed him performing [acting] in the play he wrote himself.
「彼の自作自演のドラマをビデオに収録した」
staged photo
stagedの意味は「舞台用に書かれた」という意味がありますが、これも「初めから用意された写真(絵)」⇒「やらせ」というニュアンスとして使うことができます。実にうまい表現ですね!
例 It was a staged photo.
「それはやらせだ」
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。
それにしても私は正直言って「これは無理だろ!」と思いながら、日本語に合う英語を毎回調べているわけですが、意外に、というか必ずそれに見合った英語表現があるのは素直に驚きですね!
これからもこれ絶対無理!というような日本語表現を英語に置き換えてみようと思います。
ぜひこれからもよろしくお願いします!
コメント