● いつもありがとうございます、あさてつです。
俺は「ケチ」じゃねぇ!倹約家なんだ!
てたまに言いたくなりませんか?
この「ケチ」っていう言葉、何か過剰に反応してしまうんですよね。私だけかもしれませんが。
ちょっと「ケチ」の定義を調べてみました。
【ケチ】
ケチとは、金銭や品物を惜しがって出さないこと。
なんかネガティブですね(笑)あまり言われたくない言葉だなぁ。
いやね、「節約家(倹約家)」と言われるんだったらあんまり気にしないんです。「無駄なものは買わない」っていうのはごもっともと思いますから。
ちなみに「節約(倹約)」はと
【節約(倹約)】
無駄を省いて出費をできるだけ少なくすること
こちらはポジティブ。全然違いますよ。「ケチ」となると、何かミョ~に抵抗があるんですよね。
このへんって英語でもしっかり線引きがされているのでしょうか?
そういうわけで今回は「ケチ」と「倹約」のそれぞれの英語表現です。しっかりとこの2つを使い分けて、相手に必要に不快にさせないようにしましょう!
これが「ケチ」の英語表現だ
stingy
あぁ~これ聞いたことがあります。何のドラマか忘れましたが、女性が男性に向かって【ゆっくり】とこの言葉を発するんです(笑)いやだな~
もちろんこの表現にはポジティブなニュアンスは全くありません「ケチ・セコイ」ニュアンスが前面に出ますので注意しましょう。
例
He is stingy with his money.
「彼はお金にはケチです」
cheapskate
この表現も「ケチな人」を指します。同様の表現としてcheapもあり「安い」という意味だけではなく「ケチな」というニュアンスを出すことができますよ!
例
What a cheapskate you are!
「どんだけケチ臭い奴なんだ!」
tight / tight-fisted
スラングです。tight-fistedって面白いんですけど「握りこぶし」という意味。つまり【きつ~く】握りしめているんです、お金を(笑)はなすもんか、というニュアンスでしょうか。
例
He is very tight-fisted. We haven’t had a pay raise for five years.
「彼はとてもケチです。私たちは五年間も給料が上がっていません」
また同様の表現にtightwadもあります。こちらは主にアメリカで使われます。
mean
このmeanは形容詞表現。「意地悪な」が元々の意味なのですがmean with moneyで「お金にケチな」という表現になるんです。
例
Ken is very famous for being mean with his money.
「ケンはお金にケチな人として超有名ッス」
freeloader
こちらの表現は「ケチ」というより「セコイ」感じ。いつも奢ってもらうのを待っている感じでしょうか。
例
He is a freeloader, isn’t he?
「彼ってセコくない?」
scrooge
これ、面白いですよ。この単語はもともと「クリスマス・キャロル」という小説のとてもケチな主人公の名字らしい。この小説はものすごく流行ったらしく、主人公の名字は「ケチ」の代名詞になったそうです。
例
That guy’s a real scrooge.
「あいつは本当にケチだな」
ここまでは「ネガティブ」なパターン。では「倹約家」のようなポジティブな表現はどうでしょうか。
frugal
なるほど、この表現が「倹約家」のニュアンスらしいです。ぜひ使いましょう(笑)
例
She is frugal with her money.
「彼女はお金を無駄遣いしません」
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。「ケチ」と「倹約家」は違う!これを肝に銘じて使い分けてみましょうね!
また会いましょう
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