● いつもありがとうございます、あさてつです。
日本語の表現に「音痴(オンチ)」という表現があるじゃないですか。
これって漢字で2語の表現の割には、非常にいろいろな使い方ができますよね。ただの「音痴」で使うこともあれば前に何かつけて「○○音痴」みたいに、結構便利な、使い勝手のいい表現だと個人的には思っています。
ところで音痴っていったいどういった意味なのでしょうか。ちょっと調べてみると、
おん‐ち【音痴】
1 生理的欠陥によって正しい音の認識と発声のできないこと。
2 音程や調子が外れて歌を正確にうたえないこと。
3 あることに関して感覚が鈍いこと。また、その人。「方向音痴」出典:デジタル大辞泉
ちなみに私は「音痴大魔王」の異名を持つ男(笑)。とにかくヤバいです。したがって今回この件について記事に出来まして非常に幸せを感じています。
こんな使い勝手の良いこの単語、英語ではどういった使い回しがあるのでしょう?今回はこの「音痴」をテーマに英語表現をご紹介します。
ぜひ使いこなしてもらって、私の他にもいるであろう「音痴大魔王」に使ってあげてくださいね(泣)
音痴で何が悪い(悪いか)これが英語表現です
not good at(with) ~
おっとこのフレーズは何となく予測できていました。「音痴」を「~が不得意だ」と考えるわけですね。この表現は「歌がへたくそ」以外にも使えるという点で、非常に応用の聞く表現と言えるかと。
例
I am not good at singing.
「私音痴なの」
また苦手なものが科目や技術の場合はatで、道具を使うときはwithを使います。
例
He‘s not good with computers.
「彼、機械オンチなんだ」
not goodの箇所をbad、terribleなどの表現に変えて使うのもアリです。bad は not good よりもさらに苦手、不得意「全然ダメ」くらいのニュアンスを醸します。
例
I’m bad at drawing.
「私は絵が下手です」
tone deaf
この表現は分かりやすいです。tone は「音声」、deafは「耳がきこえない」と意味がありますが、両方を合わせて「音が聞こえない」という意味になります。つまりは音が分からない ⇒ 音痴だということになりますね。その他の表現としてhave no earなどもありますよ!
例
I have no ear for music.
「私は音痴です」
have poor sense of ~
これも理解しやすいかと。senseは「感覚」。have poor sense of ~ は「感覚が貧相だ」という意味でオンチというニュアンスになります。
特に味覚や方向感覚が「ダメダメ」という風に使えるんですね。
例
She has poor sense of direction.
「彼女は方向オンチだ」
can’t ~
もしかしてこれが一番簡単かも?can’t ~(can not ~)は、「できない」という意味ですが、「得意、不得」について述べる文では「まともにできない(くらい不得意だ)」という意味で使えるんです。これは便利!
例
Ken can’t play any sports.
「ケンは何のスポーツをやらせてもダメだ」
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。なかなか自分では言われたくない表現ですが、「音痴大魔王」の称号を持っている私ですので、これからも言われ続けることでしょう…めげませんが!
また会いましょう。
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