● いつもありがとうございます、あさてつです。
最近「Bluetooth(ブルートゥース)」という言葉をよく耳にするようになりました。あれ、すごく便利ですよね。
数メートルぐらいでしたら電波をつかって情報をやり取りできるスマートフォンにも搭載されているものですね。
「Bluetooth」が搭載されていると、運転中などでも音楽や英語のリスニングなどもコードレスで聴けてしまうので、わざわざイヤホンを耳につける必要がないのは本当にありがたいです。
ところで、この「Bluetooth」という名称ですが、よく見るとちょっと面白い表現であることに気づいたででょうか。
だってBlue+toothですよ?「青い歯?」という意味ですよね。「歯」が何でこのデバイスに関係あるのでしょう?ちょっと調べてみました。
こちらのサイトに実に詳しくこのBluetoothについての由来がご紹介されていましたので引用させていただきました。
moto-neta.com
【Bluetoothの由来・意味】
Bluetoothは直訳すると「青い歯」を意味するが、よく考えると不思議なこの名称には由来がある。
Bluetoothは10世紀に即位していたデンマーク国王、ハーラル・ブロタン(Harald Blåtand)の名前に由来している。ハーラル・ブロタン王はノルウェーとデンマークを交渉により異なる種族間を無血統合させた人物で「Bluetooth(青歯王)」という異名を持つ。Bluetoothはブロタン(Blåtand)を英語に音訳したもの、つまり英語名。
“異なる種族間の無血統合を実現させたブロタン王のように「多数存在する無線通信規格を統一したい」”という想いを込め、ブロタン王の名にちなんでBluetoothと名付けられた。
Bluetoothはエリクソン社の技術者がつけた名称で、エリクソン社がスウェーデンの企業であることも北欧の英雄を選んだ理由のひとつと考えられる。
(参照:Bluetooth のウソ・ホント / Bluetooth公式サイト)
なるほど…こういった経緯があったのですね!一見つながっていないように思える表現でもちゃんとした意味があるんだなぁ~と改めて感心しました。
ところで、今回のBluetoothの例に限らず、英語には顔のパーツを使った表現が意外と多いことが判明。
中にはいかにも英語チックな表現なものまであります。
そこで今回は「顔のパーツを使った英語表現」をご紹介します。
ぜひ会得してどんどん日常会話で使ってくださいね!
顔の一部を使った英語表現は面白い
lose one’s face
直訳すると「顔をなくす」でしょうか。「顔をなくす」というのは日本語でいう「面目ない」のニュアンスに近いかも。したがって「恥をかく」という意味になるんです。
例 She’ll lose her face.
「彼女は恥をかくことになるよね」
poke one’s nose into~
直訳は「鼻を突っ込む」ですが、これは何でしょう?
実はこれ日本語でいう「首を突っ込む」という表現と同じらしいのです。日本語は「首」ですが英語表現では「鼻」になるんですね。
「首を突っ込む」とは「お節介を焼く、関係のないことや他人のことに口出しする」というような場合に使います。
例 Don’t poke your nose into my business.
「私のことに首を突っ込むのはやめて!」
この「首を突っ込む」はそのほかに「指」を使っても同様の意味があります。
have a finger in the pie
これもすごい表現ですよね。直訳は「パイに指を突っ込む」です。
なんかこれで「余計なことをする」というニュアンスが出てくるのは不思議ですね。
同じ「鼻」ネタをもう一つ。
follow one’s nose
直訳は「鼻についていく」?これも一見意味が分からないです(笑)
「鼻」というのは脳に一番近く匂いを感じる神経を持ちます。したがって「匂い」って脳に与える影響がとても大きい箇所です。
ここから由来し「直感に従う」の表現が生まれました。
例 I’ll follow my nose!
「直感に従うぜ!」
あ、まだあった(笑)
keep one’s nose clean
この表現は「ごたごたに巻き込まれないようにする ⇒ 犯罪を起こさない」です。
例 He kept his nose clean.
「彼は犯罪に巻き込まれないようにした」
keep an eye on~
これはよく受験英語でも拝見する表現です。直訳は「~に目を1つくっつける」。目をくっつけるぐらいですから「見張り」バッチリですね!
例 Can you keep an eye on my bag?
「カバンを見ていてくれる?」
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。それにしても「鼻」を使った表現が多いですね(笑)やはり顔の一番先についているのでこういった表現にしやすいんじゃないかと思います。
まだまだありそうですので、追ってご報告いたします。
また会いましょう!
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