● いつもありがとうございます、あさてつです。
「お疲れ様」って言う言葉はどこかお互いを安心させる言葉だと思いませんか?言った方も言われた方も、お互いに何となく「ほっこり」する、そんな素晴らしい言葉だと思うんですよね。
職場で上司や同僚など、または何かにがんばっている知り合いなどに一言「お疲れ様」、いいじゃないですか!こんな便利な言葉はありません。
「お疲れ様」というのは日本人の「気遣い」の精神から発せられるものですから、それこそ広い意味を持ちます。
例えば、社内で同僚とすれ違ったとき、退社時の挨拶、スポーツなどの努力や成果に対して労いを表現する言葉など、それら「お疲れさま」一言で済ませられるなんて…非常に重宝されるこの言葉、ところで英語ではどうやって表現するのでしょうか。思わず期待してしまいますね!
英語には「お疲れ様」にあたる言葉がない
おっと、いきなり申し訳ありません(笑)いきなりなんですが、なんと英語には「お疲れ様」にあたる言い回し表現がないのだそうです。マジか…!
では英語では「気遣い」フレーズはまったくないのか?「お疲れ様」の代わりとなる表現がはたしてあるかどうか調べてみると、意外にあることが判明!
しかもシチュエーションごとに使う表現が異なりますので、ぜひ状況に応じて使いこなしてみてくださいね!
Well done! / Good job!
おっとこれはフレーズを見ただけで元気が出そう。同僚にたいして使う言葉でGood job!などは先生が生徒に対して使ったりするのをよく聞きます。ですがこの表現、実はビジネスなどの仕事の場でもよく使われるのですよ!
ポイントはこのフレーズ、絶対に目上の人に使わないこと。この表現はかなり「上から目線」の表現ですので、失礼になっちゃうんですね。
続いては出張から帰ってきた上司や仕事仲間などを「ねぎらう」フレーズです。
I hope you had a good (business) trip
「旅行(出張)は如何でしたか?」の表現です。これで労をねぎらう表現として使えるのですね。
その他の表現にHow was your trip?「おつかれ、旅行はどうだった?」などもあります。
You must be tired.
このフレーズは相手が疲れていることを見越してそれを「気遣う」表現になります。must be は「~にちがいない」つまり「お疲れ様」のニュアンスで使えるのです。
この表現は目上の人に対しても失礼なく使うことができる表現です。ただし初対面にはNG!この表現はある程度打ち解けている間柄で使います。
初対面の人に使うとなれなれしいイメージになるので注意しましょう。
例
You must be tired after such a long trip.
「長旅でお疲れでしょう」
See you tomorrow / Have a good evening.
日本では、帰り際に「お疲れ様でした」というのは普通なのですが、英語表現ではそれを「また明日」「良い夜を」で代用します。
英語では通常の別れ際や帰り際のあいさつフレーズで「お疲れ様」を言い換えるんです。「ではまた明日」、「よい週末を」といった標準的なあいさつ文句で、業務の疲れをねぎらい合うニュアンスを十分に伝えることができるんですね!
Hi/Hey/Hello 名前
なんとこれで「お疲れ様」のニュアンスが出せるんですね。
「~さん、こんにちは」でカジュアルに「~さん、おつかれ~」といったねぎらいの言葉として使うことができます。How’s it going?などを後につけてカジュアルに挨拶をしましょう。
例
Hey John. How’s it going?
「ジョンさん、お疲れ様です。調子はいかがですか?」
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。英語では「お疲れ様」の表現はないとしても、日常よく使われる言葉が「お疲れ様」の代わりになっていることが多いんですね。
ぜひ積極的に上記の言葉を掛け合っていただければ、お互いの関係もスムーズにいくのではないでしょうか。
また会いましょう!
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