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ゲーテの名言・格言を英語でひも解く!支えとなる言葉で癒されてみよう

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英語の名言
 
この記事を読むと
ゲーテの名言が分かります。

 

 

● こんにちは、あさてつです。

 

いきなりですが次の英文をどうぞ。

 

 

What is important in life is life and not the result of life.

「人生において重要なのは生きることであって、生きた結果ではない」

 

すごく深く哲学的な言葉ですよね。この言葉、誰のものかご存知ですか?

 

哲学者?思想家?

 

いいえ、『若きウェルテルの悩み』で知られる作家・詩人であるゲーテの言葉です。彼はドイツを代表する文豪であり、少年時代に6か国語をマスターし、一時期は弁護士事務所も立ち上げていたという多彩な経歴の持ち主。

 

ちなみに、『若きウェルテルの悩み』は、自身の恋愛体験と、失恋による友人の自殺が基になっているそう。プライベートでも様々なことを経験している人物なんですね。だからこそ、とでもいうのでしょうか、そんな彼の言葉は詩人の域を超えた奥深さを内包しています。

 

今回はそんな彼の名言を、英語でみなさんとどっぷり共有してみようかなと。ぜひ、この偉大な哲学者、ゲーテの名言を一緒に楽しんでみようじゃないですか。けっこう耳の痛い言葉なんかもあったりしますよ(笑)

目次

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これがゲーテの名言だ

Merely to breathe freely does not mean to live.

 「自由に呼吸するだけでは、生きているとは言えません」

 

大切なのは「生きること」そのものであるという先の名言。しかし彼によると、息をすること、要は何もせずにいることは、「生きている」とは言い難いようです。

 

では、彼にとって生きるとは何なのか?

 

He who moves not forward, goes backward.

 「前進をしない人は、後退をしているのだ」

 

「前進」(=進歩)の対義語は「現状維持」「停滞」ではないということですね。それとも、現状維持や停滞しているだけの状態は後退していることと変わりがないという意味でしょうか。

 

いかようにも解釈できてしまいますが、「前進」(=進歩)をすることが一番大切であるというのは、どう解釈しても変わりのない、この言葉の根幹ですね。

 

彼はこの「『前進』(=進歩、成長)していくこと」に重きを置いた名言を数多く遺しています。つまりは、この「前進」することが、彼の考える生きるということなのでしょう。

 

それにしても、ニーチェの時もそうでしたがHeという言葉を使うのが個人的には面白いなあと思っています。現代であればPeopleを使うのが普通だろうに。

 

参考までにこちらがニーチェについての記事です

ニーチェの英語名言を哲学的にひも解く!この衝撃のメッセージを堪能しよう
...

 

 

ゲーテとニーチェの間には、100年程の開きがあります。ゲーテは1749年生まれ、ニーチェは1844 年の生まれです。ですが二人とも、ドイツの生まれなんですよね。ドイツ語を英訳したときにHeという言葉が出てきたのか、当時の英語界ではPeopleの意味でHeを使っていたのか…。現代でも、Manが「男の人」ではなく「人間」を表している場合がありますよね。

 

ということで調べてみたのですが、いかんせん私自身がドイツ語に全くの無知であり、捜査は難航し(笑)やはり、英語が一番学びやすい言語なのだという結論に落ち着きました。

 

 

さて、気を取り直してまだまだ見ていきましょう。

We must always change, renew, rejuvenate ourselves; otherwise we harden.

 「我々はつねに、自らを変え、再生し、若返らせなければならない。さもなくば、凝り固まってしまう」

 

この change, renew, rejuvenateがまさに「前進」の意味するところでしょう。このフレーズを見てみると、「前進」の対義語が「凝り固まる」になっていますね。

 

凝り固まってしまうことはマイナス要素であり、そうなると単なる現状維持ではなくある種の後退になってしまいますね。

 

彼はまた、こんな言葉も遺しています。

 

Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.

「 知ることだけでは充分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは充分ではない、実行しないといけない」

 

willingを「やる気」と解釈するこのセンス!意志、と考えるとなかなかにハードルが高い言葉に感じてしまいますが、こういう日本語だと親近感が湧くというか、ちょっと身近な表現に感じますよね。

 

有限不実行、なんていう言葉もありますが、それはよくないよ、ということですね。不言実行だろうが有言実行だろうが、なんにせよ「実行」が伴うような生き方をしていきたいものです。

 

その「実行」を繰り返すことが、先の「前進」するということなんでしょう。では、どう実行していけばいいのか。彼はきちんとそのあたりに関する名言も遺しています。

 

Without haste, but without rest.

「 急がずに、だが休まずに」

 

前進するにしても、焦ったりしてはいけない、ということですね。

 

先日のシェイクスピアの名言の中でも、急いては事を仕損じるというような表現がありました。後世に名言を残している偉人達の中でも共通している考え方があるのか、はたまた後世の人々がこのようなフレーズを求めていたのか…深いですね。

 

参考までにこちらの記事がそうです

ウィリアム・シェイクスピアの名言で英語の学習をしてみよう!
...

 

 

What is not started today is never finished tomorrow.

「今日始めなかったことは、明日終わることはない」

 

焦ることはないけれど、思い立ったが吉日、思い切りの良さって必要ですよね。石橋を叩いて渡る、なんて相反する言葉もありますが、SNSやネットで自らについて発信していける現代、やってみた者勝ち!って感覚も必要でしょう。それを形にしていこうと努力していけるのも、また前進なのだと思います。

 

彼の「思い立ったが吉日」理論は次の名言にも表れています。

Whatever you can do, or dream you can, begin it. Boldness has genius, power, and magic in it.

 「あなたにできること、あるいはできると夢見ていることがあれば、今すぐ始めなさい。向こう見ずは天才であり、力であり、魔法です」

 

この名言、「何を」すればいいのか、というところも含めて我々に示してくれているところがより良いですね。「思い立ったが吉日」を実行できるのもまた才能の一つですよね。

 

才能に関して、彼はこんな言葉を遺しています。

 

Talents are best nurtured in solitude, but character is best formed in the stormy billows of the world.

「才能は孤独のうちに育ち、人格は社会の荒波の中で最適に形成される」

 

確かに才能と人格は全くの別物ですが、それをこうして明確に違いをとらえた人物は、後にも先にもなかなかいないのではないでしょうか。「言われてみれば確かに!」ってなります。

 

才能は個々人がそれぞれ持つものですが、人格は対人というか、社会的なものですよね。

 

「孤独のうちに育」てることは、「孤独」という言葉を使ってはいるけれど決してマイナスなことではありません。

Just trust yourself, then you will know how to live.

「自分自身を信じてみるだけでいい。きっと、生きる道が見えてくる」

 

直訳すると「どうやって生きるべきかを知るだろう」というところなんですが、「生きる道が見えてくる」という日本語の充て方がまたオシャレですね。

 

自分自身を信じること、自分自身のやりたいこと、できること…そういったものを真正面から受け止めてあげることは、自分じゃないとできません。そういったことを、彼は「孤独」と表現したのかもしれませんね。

 

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あとがき

いかがでしたでしょうか。

 

同じ人の遺したフレーズ同士を比較すると、その人の生き様というか基本理念というか……そういったものが見えてきませんか?そういったものを追求していくのも面白いですね。

 

また会いましょう。

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