● いつもありがとうございます、あさてつです。
人にはだれにも「勘違いをする」ことがありますが、この言葉を英語で表現するにはどうしたらよいでしょうか?
というのも最近、職場でちょっとした「勘違い」が多発しまして先方に謝りまくっていたのですが(気が緩む時期なのですよ)、ネイティブの方に「勘違いしました」と使う時に思ったように言葉が出てこなかったんです。
だから「勘違い」ってどうやって英語で表現するんだろ?と心に引っかかっていたんですよね。そこで今回はいい機会だと思い、英語で「勘違いをする」の表現をちょっと調べてみました。
ぜひ参考にしていただいて、今後の英語学習にお役立てください。
目次
misunderstandという単語について
この「勘違いする」の表現で、よく出てくるのがmisunderstandという単語なのですが、確かに間違いではありません。ですが、この単語は「耳で聞いた情報を勘違いした場合や誤解していた場合」に使います。
例えば同僚と会話していて、相手から聞いた情報を勘違いして間違えた、というシチュエーションで使うということですね。ちなみに「間違って解釈する」はmisinterpret、読み間違えて勘違いする場合はmisread、聞き間違いの場合はmisheardと表します。
例
I think she misunderstood what I said.
「彼女は私が言ったこと誤解してる気がします」
以下ではこのmisnderstand以外の「勘違いする」の表現をご紹介します。これが結構あるんですよね。
① I thought ~
「~と思った」「~だと思ってた」いう表現です。といいますか誰でも知っているかと。思わず「え?こんなに簡単でいいの?」と思ってしまった人もいるのではないでしょうか。
そう、この表現で、遠回しに「勘違いしていたよ」というニュアンスを出すことができるんです。なんかすごい楽ですよね!
例
They are closed! I thought they are closed every Monday.
「マジかよ、閉まってる! 月曜が定休日だと思ってたのに」
I thought the birthday party was postponed.
「誕生日パーティーは延期されたと思っていました」
② get~wrong
この表現はget A wrongと使い「Aについて誤解する ⇒ Aを勘違いする」となります。Aに入るのは「人」「人以外」何でもOK。
例
Don’t get me wrong!
「僕のこと勘違いするなよ!」
例
She’s got the plan wrong.
「彼女はその計画を間違えて捉えていた」
例
I got it all wrong.
「間違っていました」
③ under the impression that~
根拠もなく「(勝手に)思い込んでいた」というニュアンスを出したいときはこちらの表現もおススメ。thatは「同格」の接続詞で「~という」と訳すと良いでしょう。
例
I was under the impression that Ken was rich.
「てっきり、ケンはお金持ちなんだと思ってたよ」
④ I mixed up
「時間・日程」などを勘違いした場合はI mixed up~を使うのもおススメ。よく情報がごっちゃになってしまったりしたときに、I thoughtと一緒に使われたりします。
例
I mixed up the dates. I thought your birthday was today.
「日程を勘違いしていました。あなたの誕生日は今日だと思っていました」
例
Do not mix up nouns with verbs.
「名詞と動詞を混同するな」
⑤ Someone is mistaken
Someone is mistaken で「…は勘違いしている、思い違いをしている」と表現することも可能です。
例
I think you’re completely mistaken about Bob.
「君はボブのことまったく勘違いしていると思うよ」
⑥ not on the right track
この表現はどうでしょうか?the right backは「正しい方向」という意味で、直訳は「正しい方向にいっていない ⇒ 間違っている・勘違いしている」のニュアンスを出すことができるんです。
例
I bet you’re not on the right track!
「あなたは勘違いしてない?」
⑦ get the wrong idea
これは何となくニュアンスは伝わるかも。wrong ideaで「間違った考え」ですからこの表現で「間違った考えを得る ⇒ 勘違いする」という意味になるんですね。「私」にも「あなた」にも両方使うことができる表現です。
例
Wait for a second, you might be getting the wrong idea.
「ちょっと待って、あなた勘違いしてるかも」
あとがき
こうしてみると「勘違いする」もいろいろと状況に応じて使い分けるのが面白いですね。I thought~が個人的には一番簡単かもしれません。
ぜひモノにしていただいて、今後の英語学習にお役立てください!
また会いましょう。
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